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宮崎牛が遂に日本一の栄冠の座に!!




10月11日から14日にかけて、鳥取県で開催された第9回全国和牛能力共進会において、

宮崎牛が9部門中、7部門で首席にあたる優等一席を受賞。

さらに、種牛、肉牛のうちもっとも優れた牛に贈られる内閣総理大臣賞を両部門とも宮崎牛が受賞と、

その品質が名実ともに日本一であることを証明しました。

「和牛のオリンピック」とも呼ばれる同共進会は、5年に1度開催される国内最高峰のコンテスト。

今回は全国38道府県から、選び抜かれた494頭の和牛が出場して、

9つの部門で「日本一」をめざして、優劣を競いました。会場を席巻する宮崎牛の活躍で、

和牛の飼養頭数全国2位である宮崎県の水準の高さがあらためて評価され、内外から「宮崎牛」への注目が高まっています。

 

宮崎牛の水準を支える優秀な子牛


大相撲の優勝者授賞式でもおなじみの宮崎牛ですが、「宮崎牛」を名乗るためには高いハードルがあります。

まず、宮崎県内で生まれ育った黒毛和牛種であること。

そして日本食肉格付協会が定める枝肉の格付等級が4等級(5段階評価の4)以上であること。

特に等級の基準は厳しく、同じ生産者が、同じ畜舎で、同じように育てた黒毛和牛であっても、

宮崎牛と認められるのは約半分程度。サシと呼ばれる脂肪交雑の具合や、

脂肪の色と質、肉の色合いと締まり、きめの細かさなど、非常に高いレベルのものだけが宮崎牛のブランドで出荷されています。

その水準の高さを支える理由のひとつに、子牛の優秀さがあるといわれています。

子牛の品質は父親の血統が強く反映されますが、高原町にある県畜産試験場及び高鍋町にある

(社)宮崎県家畜改良事業団によって種牛の研究・飼育が進められ、

「安平」「福桜」を始め、多くの優秀な種牛を生み出してきました。

現在、宮崎県では年間に約7万頭の子牛を生産しており、その約半数が県外に出荷されています。

中には、各地のブランド牛として育てられるものも多く、いわば宮崎県は、日本の高級和牛のふるさとといえるのかもしれません。

 

豊かな環境で愛情をこめて


今回の共進会で、宮崎牛がまれに見る高い評価を得た理由について、JA宮崎経済連畜産部の宮元峰夫肉用牛課長に聞いてみました。

「餌のやり方や管理といった技術的なことは、共進会に出てくるような牛ですから、

全国どこでも差はないと思います。子牛の質も、おそらく同じくらいに優秀でしょう。

違いが出るのは、肥育環境や育てる人の愛情というほかはありません。

牛は、ストレスがそのまま肉質に出ますので、『夫婦仲の悪い家の牛は育たない』といわれるほどです。

宮崎の緑と太陽に恵まれたストレスのない環境で、愛情をこめて育てられた結果が、今回の受賞につながったと考えていただければと思います」

宮元さんによると、「良い牛は、よく寝る牛」。もともとデリケートな性質をもつ牛が、畜舎に知らない人が来ても、

安心して昼寝をしているような環境をどう作るかが、農家の腕の見せどころだそうです。

自然豊かな環境で、愛情をこめて誠実に育てられた宮崎牛には、農家の人柄がそのまま表れているのかもしれません。

「いい牛肉は、全体にピンク色をしていて、肉質がしまっています。それでいて、口に入れると柔らかく、

香り高い。焼き肉やステーキで食べると、その違いがおわかりいただけると思いますよ」

「5年後の大会も良い成績が残せるように日々研さんしていく」と生産者らが知事に面会。(県庁知事室)

「宮崎県秘書広報課」より